ひとつずつゆっくりと

過去にみえた 生徒さんのお話
少し幼い子どもさん なかなか同じ年齢の子たちとやっていくのは 大変! 
回りの子を見よう見まねでついていきます。まるで音楽は聞いていません。
ある日、お母様から お話が。。。「今のクラスで、一緒にやっていく価値ありますか?」と・・・
お話を聞いていると 「無理をしているように思うので、どうしたらいいかと思っています」という事でした
素晴らしい! お母様 よく見てみえますね。
私は、クラスでの事をお話しました。悩まれるお母様でしたが、ひとつ前のクラスで、もう一度復習する事を提案しました。すると「私もそれがいいと思いました。」と・・またまたなんて素晴らしいお母様!心底思いました。
実は、なかなかこういった事をお話する事は難しいのです。
私たち、講師側は、今、しっかり自信をつけ、巣立つ事が一番と思っています。
幼稚園や低学年の間にあせる必要はないと思っています。子ども自身が、しっかり自覚をし、自信をつければ将来、どんな場所にいっても 乗り越えていけると思います。この小さいころの体験がとても大切だと思っています。
その後、そのお子さんは、一つ前のクラスに来て、一つ下の子が多いクラスの中で、リーダー的存在になり、苦手も克服し、しっかりした意見の言える、素晴らしい子どもさんに成長し、卒業していきました。
リトミックは、何回でもやり直しができます。そういう年齢の時にあわてす、きちんと進めてあげれば、きっと自信をもった、しっかりした人に成長できると思います。詰め込み式で育てても、大人の自己満足になるだけと思います。色々なタイプの子供さんがいます。今、何が大切なのか 見極めていく事も大切な事なのだと思います。
このお母様は、子どもの為に、勇気をもって、変更されました。
また、最初から、一年遅く入会される方もみえます。
どちらも 一つ下の子どもたちとやりますが、子どもにとっては、楽だと思います。
同年齢の子どもより幼い事は 恥ずかしい事でも何でもありません。(実は、私もかなり幼かったようです・・・)
大きくなって、同じ年齢の子どもたちとやっていかなくてはなりません。
小さい頃に 沢山の自信をもたせてあげたいですね。
お稽古事だからこそ それができるのです。 
皆さんからのご意見などよろしければ 投稿して下さい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です